こんな症状で
お悩みではありませんか?
- 寝ている間に歯ぎしりしていると指摘された
- 朝起きたときに顎に疲労感がある
- むし歯がないのに歯が痛む
- 歯が割れてしまった
- 顎が痛い、音が鳴る
- 歯が異常にすり減っている
その症状、「歯ぎしり・食いしばり」が
原因かもしれません
自分でも気づかずにしてしまっている「歯ぎしり・食いしばり」が、お口の中だけでなく全身へ影響しているかもしれません。
上記のような症状がある方は、一度当院までご相談ください。
歯ぎしり・食いしばりについて
歯ぎしりや食いしばりは自分でも気付かないうちに行っている場合がほとんどで、それほど珍しいことではありません。しかし、歯ぎしり・食いしばりをする時間が長い場合や、力が強い場合、顎の骨や関節、歯や歯ぐきに負担をかけてしまいます。
噛むときに発生する力は体重と同等と言われていますし、さらにその数十倍もの力がかかることもあり得ます。数百キロもの力が頻繁にかかり、しかもその状態でこすり合わせていれば、歯や顎がダメージを受け、弊害が出るのは無理のないことでしょう。
そのため、「歯や詰め物・被せ物が割れたり欠けたりしやすい」、「顎に痛みがある」、「顎の関節がだるい」といった症状がある場合、ぜひお早めに、当院にご相談ください。
歯ぎしり・食いしばりの種類
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グライディング
グライディングは、一般に言う歯ぎしりのことです。歯に力がかかった状態でギリギリとこすり合わせるため、ダメージにつながります。
起床時、睡眠時のどちらでも起こる現象です。 -
タッピング
上下の歯を接触させて放す、という動作を行うのでカチカチと音がします。ほかの2種類に比べて比較的少ない症例ですが、繰り返して行っていると歯や顎がダメージを受けるので注意が必要です。
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クレンチング
いわゆる「噛みしめる動作」で、作業で力を入れるとき、スポーツで瞬間的な力を出すときなどに自然と行うことが多いです。ほかの2種類のように音がしないので周囲の人から気づかれにくい特徴を持っています。
歯ぎしり・食いしばりが
もたらす影響
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顎関節症
顎の関節に負荷がかかることによって、顎関節症の発症リスクが上がります。顎関節症になると、顎の痛みや口が開閉しにくいなどの症状が出て、生活に支障をきたすこともあります。
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歯が割れる
強い力がかかり続けることで、歯へのダメージも懸念されます。天然歯でも、詰め物・被せ物などの人工物でも、負荷がかかれば割れや欠けが起きやすくなるのです。
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歯周病の悪化
歯周病は歯を支える骨にダメージを与える疾患なので、歯ぎしりや食いしばりで骨に負荷をかけ続けると、歯のぐらつきが激しくなるなど、歯周病の悪化にもつながります。
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頭痛・肩こり
歯ぎしりや食いしばりが続くと、噛む動作で使う筋肉が緊張します。すると周辺の筋肉にも影響が出て肩こりが起きやすくなりますし、頭痛を感じることもあります。
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歯並びや見た目への影響
噛む筋肉を酷使していると、次第にエラが目立つようになり、顔貌にも影響します。また、歯並びが乱れて外観上のデメリットとなることもあり得ます。
歯ぎしり・食いしばりの原因
歯ぎしりや食いしばりは骨格やかみ合わせの影響によって発生するだけでなく、日常のストレスに起因するものも多数あります。日々の生活の中で不安や緊張があると、歯ぎしりや食いしばりによって発散するメカニズムがあるのです。そのため、歯ぎしりや食いしばりは、すべてが悪いわけではありません。
とはいえ、ストレス解消のための歯ぎしりや食いしばりでも、身体に負荷をかけ続けることは好ましくありません。そのため当院は、歯科としての治療を提供するだけでなく、信頼できる心療内科に繋ぐこともあります。
当院での治療
ナイトガード
ナイトガードとは名前通り、夜間の歯ぎしり・食いしばりから歯やアゴを守るために使用されるものです。
スポーツ用マウスピース
スポーツ用マウスピースは、さまざまな競技で使用されています。例えば、ボクシングやラグビーなどの頭部に衝撃を受けるスポーツでは、歯や周辺の組織のほか、対戦相手がダメージを受けることを防いでくれます。また、野球やゴルフなどの瞬間的に大きな力を発するスポーツでは、食いしばるときに発生する負荷を軽減するだけでなく、パフォーマンス向上にも役立ちます。